千葉県が宿泊キャンペーン再開 GoToイートも 当面は県民・家族限定で

利用再開が発表された、千葉県独自の宿泊キャンペーン「ディスカバー千葉」の優待券(県提供)
利用再開が発表された、千葉県独自の宿泊キャンペーン「ディスカバー千葉」の優待券(県提供)

 新型コロナウイルスの感染が落ち着いている状況を踏まえ、千葉県は14日、県独自の宿泊者優待キャンペーン「ディスカバー千葉」と政府の外食需要喚起策「GoToイート」の利用を18日から再開すると発表した。県は行動制限について段階的に解除する姿勢を示し、当面の間は利用者を県民に限定。宿泊に関してはさらに、家族や同居者といった条件を設けた。いずれも利用期限は今年12月15日で、昨年の事業停止前に発行した券が対象となる。

 県観光誘致促進課などによると、ディスカバー千葉は抽選により付与された優待券で県内の対象施設に宿泊する際、1人5千円(最大4人分2万円)を割り引く仕組み。今月18日チェックイン分から予約を再開する。対象者については感染拡大のリスク低減のため、「県民の当選者が家族などの同居者または一人で旅行する場合」と限定した。

 参加団体は、県内のホテルや旅館など計370施設。宿泊時に各施設で、県内在住と証明できる本人確認書類を提示する。昨年12月に政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」とともに事業を停止し、県民分の未利用券は約5万枚(20万人宿泊分)。同9月から応募を始め、当選倍率は2・5倍だった。

 農林水産省が実施するGoToイートも、昨年12月に県が利用自粛を呼び掛け。1万2500円分の食事券を1万円で購入できる制度で、現在はテークアウトや配達のみに適用していた。18日からは店内飲食も対象とし、同一テーブル4人以内を条件に再開。ただし同居家族や乳幼児、介助者を含めたグループは4人以上でも利用可能とする。

 県内の加盟店は約7600店舗で、発行予定額100億円のうち約61億3千万円を発行済み。今回はこのうち未利用分の約3億4千万円分を想定しており、感染防止対策を徹底した県の「認証店」や「確認店」の利用を推奨する。

 県の担当者は「感染再拡大への懸念があり、段階的な措置としてまずは県民に限定した。今後も感染防止対策と経済再生の両立を目指し、両事業のクーポン新規発行を含め慎重に判断したい」と話した。

 問い合わせは、「ディスカバー千葉」一般コールセンター(電話)0570(054)389。「GoToイート」千葉県事務局(電話)0570(052)120。


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