「生活必需品供給守る」 千葉県内百貨店、時短で対応 緊急事態宣言再発令

そごう千葉店
そごう千葉店

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の再発令を受け、千葉県内百貨店やスーパーは7日、営業時間短縮を発表した。百貨店は昨年4、5月の宣言発令時、食品売り場を除いて相次いで臨時休業したが今回は見送った。「客が不便にならないよう生活必需品の供給を守る」と宣言下の営業方針を説明した。

 そごう千葉店(千葉市中央区)は、きょう8日から本館10階のレストラン街の閉店時間を2時間早め、営業を午後8時までに短縮する。酒類の提供は午後7時まで。他のフロアは30分閉店を早めて午後7時30分までとする。期間は31日までの予定だが、状況を踏まえて検討する。

 前回の緊急事態宣言発令時は、地下1階の食料品売り場を除き休業したが、今回は「衣料品や家具も生活必需品」として時間短縮のみ行う。来店を促す折り込みチラシやダイレクトメールの送信は自粛する。

 宣言再発令による業績への影響について、同店の担当者は「ただでさえ出足が鈍っている。外出が抑制されると相当な痛手だ」と指摘。その上で「売り上げどうこうではなく、客が不便にならないように生活必需品の供給を守る」と強調した。

 東武百貨店船橋店(船橋市)は、レストラン街(7、8階に16店舗)の閉店時間を8日から午後8時に早めると発表した。現状は午後9時閉店だった。酒類の提供はイートインコーナーも含め午後7時までにする。

 飲食店以外にも、入居する旭屋書店やビックカメラの閉店が1時間早い午後8時となる。食品売り場など他のフロアは従来から午後7~8時に閉まるため変更はない。

 高島屋柏店(柏市)は、7日からホームページ上で店内の混雑状況を掲載した。分散来店の参考にしてもらう。店内を混雑しやすい本館1階~地下2階食料品売り場と他のフロアの2つに分類し、混雑状況を数段階に分け表示する。昨年4~7月にも実施したが、再び取り入れる。

 同店では4月から、従来より前後30分ずつ営業時間を短縮しており、休業を含め新たな対応はしない。

 コープみらいは、県内スーパー全9店の閉店時間を午後8時または午後9時に、小型店「ミニコープ」は県内9店中6店を午後7時にそれぞれ早める。

 生活必需品の供給を維持しつつも、緊急事態宣言発令や午後8時以降の不要不急の外出自粛要請を踏まえて対応を決めた。


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