3部構成、人柄伝わる41編 遠くから聞こえてくる音~教え子たちと作った詩集~(藤岡弘文著)

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 本紙千葉日報社が主催する読者文芸年間最優秀賞で、2009年度「詩壇」の部の大賞に輝いた藤岡弘文氏=香取市小見川=の詩集。タイトル「遠くから聞こえてくる音」は受賞作の表題を充てた。

 今回の詩集は、受賞を知った旧神代中学校の同窓会で、教え子たちから「ぜひ先生の詩集を手作りで」と、話題が上がったのが発端。8人が中心に表紙・カット、編集デザイン、レイアウトなどの役割分担を決め、今年8月に完成させた。

 掲載作品は千葉日報、毎日新聞での入選作が中心。「今、思うこと」「たたずんで振り返ると」「明日に向けて」の3部構成で41編を掲載している。母への愛情、お年寄りや友人への気遣い、生徒への優しさ、草花への思い…。藤岡氏の人柄がそのまま伝わってくるような逸品ばかりだ。

 1933年8月生まれ。文芸誌「覇気」同人。

 A5判、120ページ。500部作成。販売はしない。