漱石の手紙一宮館に 芥川龍之介(10) 中谷順子 【房総の作家】

 大正5年夏、上総一の宮の「一宮館」に逗留(とうりゅう)していた龍之介と久米正雄宛に早稲田に住む夏目漱石から手紙が届いている。

 大正5年8月21日付には、「あなたがたから端書がきたから奮発してこの手紙を上げます。僕は相変ず ・・・

【残り 992文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る