若者意識した新たな試みを 愛好家の熊谷知事、語りに熱 減少の中高歴史系クラブ

熊谷俊人知事
熊谷俊人知事

 「歴史好きとすると、こんなに少なくなっているんだとびっくりした」。熊谷俊人知事は9日の定例記者会見で、県内で文化財保護の専門人材を輩出してきた側面もある中学・高校の歴史系クラブが減少しているとの本紙報道に触れ、熱弁を振るう場面があった。質問に答える形で「郷土への理解や愛着を深める観点でも歴史や文化を知ることが大事」と説き、「若いうちから多くの人々に触れてほしい、フィールドワークもしてほしい」と力を込めた。

 趣味が高じて大学在学中には愛好家が集う交流サイトを立ち上げた知事は「千葉、地域の歴史や文化を掘り下げる機会が少なくなっているのは大変残念」と危機感を示し、「今の時代にあったやり方を考えなければ」と指摘。一例として生徒がクラブ活動の発表や専門家との討論に臨んだ県教委の2月の古墳シンポジウムを挙げ、「中高生を意識した取り組みをできる限り増やしたい」と展望を語った。

(池田和弘)


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