【ふつうの家族】(316) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 床に胡坐(あぐら)をかいたまま軽口を叩(たた)く海(かい)さんの頭を飛び越えるようにして、今度は和則(かずのり)さんが神妙な口調で声をかけてきた。
 
「 ・・・

【残り 742文字、写真 1 枚】



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