パリ五輪で金、柔道の角田選手が交通安全訴え 千葉南署の一日広報大使に 

交通安全グッズを手渡す角田夏実選手=21日、千葉市緑区
交通安全グッズを手渡す角田夏実選手=21日、千葉市緑区
千葉南署から感謝状を受け取る角田選手=21日、千葉市緑区
千葉南署から感謝状を受け取る角田選手=21日、千葉市緑区
柔道教室で子どもたちを指導する角田選手(左)=21日、千葉市緑区
柔道教室で子どもたちを指導する角田選手(左)=21日、千葉市緑区

 秋の全国交通安全運動(21~30日)の一環で、パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実選手(33)=八千代市出身=が21日、千葉南署から一日交通安全広報大使に任命された。千葉市緑区の商業施設「イオンタウンおゆみ野」で交通安全フェアに参加した角田選手は「柔道も交通も、一歩間違えると大けがにつながる。常に安全を意識してほしい」と買い物客らに啓発グッズを配布して呼びかけた。

 角田選手による交通安全トークショーと児童に対する柔道教室も実施。角田選手はトークショーで「日没時間の早まる秋は夕暮れ時に交通事故が増える」と話し、一件でも事故を減らせるよう、交通ルールの順守を訴えた。

 柔道教室では、参加した子どもたちに得意技のともえ投げを伝授した。子どもたちは一人一人指導を受けた後、角田選手を相手にともえ投げを実践した。

 来場者には反射材、交通ルールを記したうちわやポケットティッシュ、チラシなどの交通安全グッズを配布。角田選手は飲酒運転の根絶を訴えるトイレットペーパーを手渡しで配った。

(剣山遊)


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