2023年2月8日 17:00 | 有料記事

カキ殻などに埋め尽くされた江戸川放水路の護岸(右)。撤去作業によりほとんどなくなったが、今後も投棄が続くと撤去前の状態になりかねない(市川市提供)

回収作業でできたカキ殻の山=2017年12月、市川市の江戸川放水路河川敷
市川市は8日、江戸川放水路付近でカキなどの殻を捨てる行為を禁じる条例案を発表した。違反者に対する過料も盛り込んだ。15日開会の定例市議会に提出し、4月1日からの施行を目指す。市によると、同様の条例は全国でも例がないという。
親水護岸が続く江戸川放水路は市民の憩いの場所として親しまれる一方、天然のカキの殻などの不法投棄が続発。2017年には子どもが殻でケガをして救急車で運ばれる事故も発生した。国や市などの関係機関が同年12月に約14トンの殻などを撤去し、投棄しないよう求める看板を設置。だがその後も投棄が続き、市は ・・・
【残り 261文字】





