【ふつうの家族】(272) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 枕にしていた左腕の不快な痺(しび)れをこらえながら、海(かい)はゆっくりと頭をもたげた。隣に母、向かいにミナト、その隣に舞花(まいか)が座っている。先ほどミナトを誘導し ・・・

【残り 761文字、写真 1 枚】



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