銚電 “崖っぷち”じわり浸透 JRがアナウンス、乗り換え検索表示 サミットへ数社名乗り

ジョルダンの乗換案内検索では銚子電鉄線の愛称「犬吠崖っぷちライン」が反映されている
ジョルダンの乗換案内検索では銚子電鉄線の愛称「犬吠崖っぷちライン」が反映されている
「崖っぷちサミット」の告知画像
「崖っぷちサミット」の告知画像
銚子市を走る銚子電鉄の車両
銚子市を走る銚子電鉄の車両

 経営難の続くローカル鉄道「銚子電鉄」(銚子市)が、苦境を逆手に取って打ち出したテーマ「崖っぷち」が少しずつ浸透してきた。4月に発表した路線の愛称「犬吠崖っぷちライン」は、接続するJR東日本が車内アナウンスで使用するほか、ネットの乗換案内サービスでも検索結果に反映されるようになった。テーマの定着に奔走する同電鉄は“崖っぷち”の中小企業を応援する「サミット」の開催を7月に予定し、既に数社が名乗りを上げる。竹本勝紀社長は「できれば7社以上集め、崖だけに“G”7を実現させたい」と意気込んでいる。

(田村理)

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