桜危機、早期駆除訴え 幼虫寄生で枯死恐れ 外来生物「クビアカツヤカミキリ」千葉県内初確認

雄のクビアカツヤカミキリの成虫(千葉県立中央博物館提供)
雄のクビアカツヤカミキリの成虫(千葉県立中央博物館提供)
美しい桜並木をクビアカツヤカミキリの被害から守れるか(ふなばしアンデルセン公園提供)
美しい桜並木をクビアカツヤカミキリの被害から守れるか(ふなばしアンデルセン公園提供)
桜の状態を確認する山崎さん(右)と吉岡さん=船橋市のふなばしアンデルセン公園
桜の状態を確認する山崎さん(右)と吉岡さん=船橋市のふなばしアンデルセン公園

 日本の春の象徴として愛されてきた桜に危機が迫っている。幼虫が桜の木の内部を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の生息域が年々拡大しており、千葉県内でも柏市内で初確認された。寄生された桜は衰弱し枯死するとされ、地域の桜並木が失われる恐れがある。県内の樹木医たちは危機感を高めており、5月には船橋市内で研修会を初開催。同市の関係者も出席して、早期発見・早期駆除の重要性を再確認した。

(藤田泰彰)

 県の資料などによると、クビアカツヤカミキリは中国やベトナム北部などが原産。成虫(体長2・5センチ~4センチ)は全体が光沢のある黒色で胸の背面が赤い。成虫が人に被害を与えることはないが、深刻なのは幼虫の食害だ。

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 メスは桜や梅、桃、スモモなどバラ科の樹木に産卵。ふ化した幼虫が木の内部 ・・・

【残り 1928文字】



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