2024年11月18日 05:00 | 有料記事

若いころはシュールレアリスムなど理屈っぽい絵が好きだった。だが、年を取るにつれ、頭の疲れる絵画理論とつきあうのがしんどくなり、目だけで楽しめる西洋なら印象派からセザンヌ、マチスの流れ、中国では宋元の水墨画、日本なら浮世絵がよくなった。
〝浮世絵の祖〟菱川師宣への知識は鋸南町保田に生まれ、代表作「見返り美 ・・・
【残り 1370文字】

若いころはシュールレアリスムなど理屈っぽい絵が好きだった。だが、年を取るにつれ、頭の疲れる絵画理論とつきあうのがしんどくなり、目だけで楽しめる西洋なら印象派からセザンヌ、マチスの流れ、中国では宋元の水墨画、日本なら浮世絵がよくなった。
〝浮世絵の祖〟菱川師宣への知識は鋸南町保田に生まれ、代表作「見返り美 ・・・
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