
いつ起こるか分からない自然災害。能登半島地震では、半島という地形的な特徴から交通アクセスが限られ、物資搬入が遅れました。
千葉県なども同様の地理条件で、救助と支援が到着する間は自分自身や家族で備える「自助」などが必要不可欠です。
千葉大病院の救急専門医が創業したスタートアップ企業である「Smart(スマート)119」(千葉市、中田孝明代表)が公開している、イラストレーションなどを参考に「非常時の持ち出し品」についてまとめました。(デジタル編集部)
持ち出し品は、保安用品や生活物資、情報収集のためのグッズ、貴重品、食料があげられます。これらの用品は背負って両手が使えるリュックなどに入れて、避難所などに持って行けるように用意しておきましょう。
(株)Smart119提供【持ち出し品の一覧】
◆貴重品
通帳、保険証、免許証、印鑑、自宅・車などの予備キー、公衆電話で使える10円硬貨
◆情報グッズ
スマートフォン、携帯電話の充電器や予備バッテリー、携帯ラジオ、筆記用具
◆救急用品、衛生用品
ばんそうこう、消毒薬、胃腸薬などの常備薬、持病の薬、お薬手帳、マスク、簡易トイレ、ウエットティッシュなど
◆避難グッズ
懐中電灯、ヘルメット、防災ずきん
◆飲料水、非常食
ペットボトル入りのミネラルウォーター、調理なしで食べられる乾パン、缶詰、栄養補助食品
◆生活用品
手袋、大判ハンカチ、タオル、缶切り、ナイフ、ライター、ビニールシート、ポリ袋、雨具、使い捨てカイロ
◆乳幼児がいる場合
ミルク、紙おむつ、お尻拭き、哺乳瓶、子ども用の靴、おもちゃなども用意を
非常食の賞味期限や、紙おむつの大きさなどは大丈夫でしょうか。自分や家族の命を守るため、今こそ準備・確認をしましょう。




