忘年会どう楽しむ? 大々的/企業予約伸び業界期待 小規模/「仲間内へ移行」分析も コロナ経てシーズン到来

12月の予約状況を確認する店主の沢永さん=千葉市中央区の居酒屋「旨いもん食堂かどや」
12月の予約状況を確認する店主の沢永さん=千葉市中央区の居酒屋「旨いもん食堂かどや」

 今年も忘年会シーズンが到来した。4年ぶりに行動制限がない年の瀬に、新型コロナ禍に苦しめられてきた飲食店は忘年会需要に期待を寄せており、予約も好調だ。企業からもコロナ前に戻す動きが出ている。一方、民間の信用調査会社のアンケートでは職場単位の開催を見送る企業が多く、同社の担当者は今後の忘年会事情について「会社単位から、仲間同士など小規模な開催に移っていくだろう」と分析した。

 千葉市中央区の官庁街にある居酒屋「旨いもん食堂かどや」の店主、沢永真佐樹さん(49)によると、11月初旬から忘年会の予約が入り始め、既に300人分以上になった。数十人単位や貸し切りの予約もある。

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