2025年9月6日 05:00 | 有料記事

千葉市役所
千葉市教育委員会は、全市立学校の児童生徒を対象にした2024年度の体罰やセクハラに関する調査結果を発表した。教員からの体罰は、2年連続で0件だった。ただ、教員による「言葉の暴力」に分類されるケースが69件報告された。教員からのセクハラ被害を児童生徒が訴えたのは小中学校で11件(前年度比1件増)。市教委は「体罰やセクハラを起こさない環境づくりを重視し、このような事例が1件でも少なくなるように取り組む」とした。
小・中・中等教育・高・特別支援学校計166校の児童生徒と小学校・特別支援学校の保護者計約6万7千人が対象で、無記名でも可としてアンケート方式で調査した。モデル校(小学校2校、中学校2校、高校2校、特別支援学校3校)ではオンライン申請方式で調査した。回答率は73・7%。
セクハラ被害は小学校が5 ・・・
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