危険な盛り土を強制撤去へ 千葉県、今週中に行政代執行 君津市内、崩落時の被害懸念 【県議会ちば】

千葉県議会
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 9月定例千葉県議会は2日、常任委員会が開かれ、「農林水産」「環境生活警察」の2委員会で審議。農林水産常任委では、崩落した際に周辺の住宅などへの被害が懸念される君津市内の危険な盛り土について、県は今週中に行政代執行法に基づく是正工事を開始すると明らかにした。

 県森林課によると、対象は君津市豊田旧野中の林地開発許可地の盛り土。山林の一角に土砂が高さ13メートルまで盛られている。原則30度以下とされているのり面の勾配は42度で、危険な状態となっている。

 県は2021年4月に君津市から通報を受け、同盛り土を確認した。静岡県熱海市で発生した土石流災害を受け ・・・

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