低迷の末「名門」落日 悪夢09年初の最下位 ナビスコ連覇も不振続き ジェフ千葉 【J1復帰の軌跡 果てなき空へ 第1回 「J2降格」】

J2降格が決まり涙を流しサポーターに頭を下げるジェフ千葉イレブン=2009年11月、等々力
J2降格が決まり涙を流しサポーターに頭を下げるジェフ千葉イレブン=2009年11月、等々力
クラブ初の下部リーグ降格が決まり、落ち込むジェフ千葉の選手ら
クラブ初の下部リーグ降格が決まり、落ち込むジェフ千葉の選手ら

 2009年11月8日。ジェフサポーターには忘れられない日なのかもしれない。16年前のサッカーJ1第31節の川崎戦。先制したものの2-3で敗れ、クラブ初のJ2降格が決まった。ジェフ千葉にとって、前身の日本リーグ・古河電工時代も通じ初の下部リーグ転落だった。このシーズンはJ1年間順位でも初の最下位に沈んだ。

 あの日、川崎・等々力のピッチに力なく倒れ込んだ選手たち。J1残留にいちるの望みを懸けて臨んだ一戦だったが、2-2の後半追加タイムに残酷な結末が待っていた。「歴史あるクラブをJ2に落としてしまった」とは当時エースだった巻誠一郎さん。イレブンは涙をこらえた様子でアウェーに足を運んだサポーターに深々と頭を下げ、日本サッカー界を引っ張ってきた名門クラブの落日を印象付けた。

◆オリジナル10

 ジェフは特別なチームだ。10チームで始まった1993年のJリーグ開 ・・・

【残り 697文字】




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