【未明の砦】(315) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(九十七)

 たっぷりとミルクを注いだ珈琲を飲み終え、柚島が席を立つタイミングで、板垣は茶封筒を軽く持ち上げてみせた。

「こちらの方はどう致しましょうか」 ・・・

【残り 739文字、写真 1 枚】



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