千葉県立保健医療大、幕張統合へ 32年度 仁戸名と2校舎に幕 看護科増員、大学院設置、運営法人化 機能強化へ方針決定

千葉県立保健医療大学の幕張キャンパス
千葉県立保健医療大学の幕張キャンパス
千葉県立保健医療大学の仁戸名キャンパス
千葉県立保健医療大学の仁戸名キャンパス

 老朽化が進む千葉県立保健医療大学(保医大)の機能強化を目指し、県は27日、千葉市内で幕張(美浜区)と仁戸名(中央区)に分かれるキャンパスを幕張に統合する基本方針を発表した。県の「機能強化に向けた調査検討事業」(昨年度)の報告書を踏まえて決定した。看護学科の定員増や大学院の設置、迅速で柔軟な運営が可能となる公立大学法人化も進める。新たな施設は2032年度に供用を始める予定。仁戸名との2キャンパス体制は四半世紀近くで幕を下ろすこととなる。

(池田和弘)

 県医療整備課によると、千葉で唯一の県立大学となる保医大は県立衛 ・・・

【残り 967文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る