乳がん患者に集いの場 自らの経験踏まえ「おしゃべり会」 八千代の仲野さん 孤立防ぎ笑顔を

「スマイルキッチン」の名前通り、調理や試食の間に笑顔があふれる=9月、八千代市
「スマイルキッチン」の名前通り、調理や試食の間に笑顔があふれる=9月、八千代市
自身の病状や「おしゃべり会」について説明する仲野さん
自身の病状や「おしゃべり会」について説明する仲野さん

 多くの病状があるがんの中で、女性が最も多く発症しているのが乳がん。がん研究振興財団が公表している「がんの統計2025」によると、2020年に全国で新たにがんと診断された女性は約9万1000人で、女性の新規がん患者数全体のおよそ22%を占める。八千代市で料理教室「スマイルキッチン」を主宰する仲野香織さん(50)は乳がん治療を受ける当事者の立場で、乳がん患者同士のコミュニティーを作ろうと精力的に活動している一人だ。「患者が気軽に話せる場所を」。孤独を減らすため模索を続けている。

(平嶋奏葉)

 仲野さんが同教室を当初開業したのは岡山県内。2010年に同県から八千代市に転居し、同時に教室も移転した。当初は講師を招く形で教室を開いていたというが、移転を機に自ら包丁を握って教えるようになった。教室名は、キッチンに立つ人が笑顔になれる ・・・

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