2025年9月17日 11:25 | 無料公開

日本航空の鳥取三津子社長
日本航空は17日、国際線の機長が乗務前日に飲酒してハワイ発の3便が遅れた問題を受け、鳥取三津子社長ら幹部37人の報酬を減額する処分を発表した。社外取締役や直接関係のない担当を含めた全取締役、全執行役員を含めた異例の範囲。近年パイロットの飲酒による不祥事が続いており、日航は「安全確保に関わる社内意識改革が十分でなかった」としている。
鳥取氏は2カ月分の月額報酬を30%減額する。安全推進本部長と運航本部長は1カ月分を20%、赤坂祐二会長を含む全ての取締役と執行役員は1カ月分を10%減らす。