大網白里出身の富塚氏に光 航空、内燃機関のエキスパート 「〈挫折〉の昭和史」山口昌男著 【故郷の本たちへ 河野良恒】(122)

 昨年10月、長姉が亡くなった。姉は90歳を越えても知識欲おう盛で、亡くなる少し前電話で東洋史の碩学(せきがく)宮崎市定の名著『雍正帝』について歓談したばかりだった。

 たまたま祖母のいとこに山武郡増穂村木崎(現大網白里市)出身で東大名誉教授の富塚清さんがいたことに話が及んだ。富塚さんは日本の航空エンジン ・・・

【残り 1364文字、写真 1 枚】



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