2025年8月20日 09:37 | 無料公開
対米国の輸出入の増減率の推移
財務省が20日発表した7月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、米国向け輸出額が前年同月比10・1%減の1兆7285億円となり、4カ月連続で減少した。自動車輸出額が28・4%減と大きく落ち込んだ。トランプ米政権による高関税措置が影響した可能性がある。
米国向け輸出額では他にギアボックスなどの自動車部品が17・4%減、半導体等製造装置は31・3%減と、それぞれ大きく減った。一方、高関税が課されている鉄鋼は9・1%増だった。
米国向けの自動車輸出は台数ベースでは3・2%減にとどまった。財務省の担当者は「小さめの車種の輸出が多い傾向が続いている」と指摘した。日本のメーカーが輸出する車種を関税引き上げの影響が比較的小さい安価なタイプに移している可能性がある。
米国からの輸入額は0・8%減の1兆1434億円となり、6カ月連続で減少した。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は23・9%減の5851億円の黒字で、3カ月連続で減少した。







