2025年2月27日 18:24 | 無料公開
【バンコク、北京共同】タイ政府は27日、タイに不法入国し拘束されていた少数民族ウイグル族40人を中国に送還したと発表した。ウイグル族は中国での圧政を逃れてタイに渡航し、2014年から入国管理施設で拘束されていた。人権団体は、中国で迫害される懸念があるとして送還しないよう求めていた。タイの野党勢力などは批判を強めている。
中国公安省は27日、中国籍の密航者40人がタイから同日送還されたと発表。ウイグル族かどうかは明らかにしなかった。
タイのプンタン副首相兼国防相は、送還は中国政府の要請で実現したと説明。中国側からは、送還後に拷問や訴追の心配はなく、適正に取り扱うとの確約を得たという。
プンタン氏は「彼らはタイで長期間拘束された。家族と再会すべきだ」と語った。
中国外務省の林剣副報道局長は27日の記者会見で、送還されたのがウイグル族かどうか答えず、中国は国際的な協力を強化して国境を越えた犯罪に対処していると主張した。







