独南部、車突っ込み15人けが 安保会議予定地のミュンヘン

13日、ドイツ・ミュンヘンで車が突っ込んだ現場周辺を歩く警察官(ロイター=共同)

 【ミュンヘン共同】ドイツ南部ミュンヘンで13日、小型車が労働組合のデモ隊に突っ込み、28人が負傷した。地元警察が明らかにし、運転していたアフガニスタン人の男(24)を拘束したと発表した。背景は不明だが、ドイツのメディアは運転手が高速で意図的に突っ込んだとの目撃情報を伝えた。

 ミュンヘンが位置するバイエルン州のゼーダー州首相は無差別襲撃が疑われると指摘。警察が男の動機を調べている。報道によると、男はドイツで難民保護を申請していた。ミュンヘンでは14日から欧米やアジアの首脳らが参加する安全保障会議が開催予定。

 報道によると、デモには約2500人が参加していたとみられる。男は車でデモ隊に背後から近づき、警備の警察車両を追い越すようにして後ろから突っ込んだ。

 ロイター通信によると、当時はバンス米副大統領やウクライナのゼレンスキー大統領らの到着を控え、警備体制が強化されていた。

 ドイツでは昨年12月にも東部マクデブルクでクリスマスマーケットに車が突っ込み、6人が死亡、200人以上が負傷する事件があり、サウジアラビア出身の男が逮捕された。


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