貴景勝、精力的に30番 追手風部屋へ連日出稽古

追手風部屋に出稽古し、大栄翔(左)と相撲を取る貴景勝=埼玉県草加市(代表撮影)

 大相撲の大関貴景勝が20日、小結大栄翔らがいる埼玉県草加市の追手風部屋に出向き、同じく出稽古の幕内霧馬山らと精力的に30番取った。16日から同部屋を訪れ、連日20番以上取っているという。「せっかく出稽古できるので、積極的にやろうと思った。新鮮というか、うれしい気持ちがある」と充実感に浸った。

 霧馬山とは3勝5敗。いなされて前に落ちるなど苦戦したが「勝ち負けではなく、相撲に切れを出していく期間。動きもいいので、いい稽古になった」と気にする様子はなかった。

 昨年の名古屋場所で首を痛め、最近は2場所続けて8勝7敗。「大事にしながら頑張っていく」と話した。


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