2022年4月11日 10:36 | 無料公開
ウクライナ南部ニコラエフの小麦畑=2013年(ロイター=共同)
【ワシントン共同】世界銀行は10日、欧州や中央アジアの新興国経済の成長率見通しを発表した。ロシアの軍事侵攻を受けたウクライナは2022年の実質成長率がマイナス45・1%と、記録的な落ち込みになると予想した。日米欧から経済制裁を受けているロシアも、マイナス11・2%になると見込んだ。ウクライナ情勢は先行きが不透明で、世界経済に暗い影を落としている。
ウクライナは21年の3・4%成長から急降下となり、国際社会でさらなる支援が必要との声も出そうだ。ロシアの21年は4・7%成長で、経済制裁がさらに強化されれば、一層落ち込む可能性もある。








