2022年4月5日 16:56 | 無料公開
地震による東北新幹線の脱線で、運休やけが人が出たことなどを謝罪するJR東日本の深沢祐二社長(中央)ら=5日午後、東京都渋谷区のJR東日本本社
JR東日本は5日、最大震度6強を観測した地震で脱線し、一部運休している東北新幹線について、14日に全線で運転を再開すると発表。臨時ダイヤで運行し、通常ダイヤに戻るのは春の大型連休以降になる見通し。被災による設備や車両の損害は150億〜200億円、減収は120億円を見込んでいる。
現在は福島―仙台で運休が続く。JR東はこれまで全線再開を20日前後としていたが、大きな余震がなく、作業の進行が早まる見通しとなった。
JR東によると、全線再開後も当面は郡山―一ノ関で、平常時の最高時速320キロを160キロに落として運転する必要があり、本数も8、9割程度になる。








