ノババックス、18日に承認審議 コロナワクチンで4種類目

ノババックスのロゴと新型コロナワクチンのイメージ(ロイター=共同)

 厚生労働省は4日、米バイオテクノロジー企業ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、18日に専門部会を開き薬事承認の可否を審議すると明らかにした。了承されれば速やかに承認する方針で、国内で使える4種類目の新型コロナワクチンとなる。

 国内での製造と流通を担う武田薬品工業が昨年12月、1〜3回目接種で使うことを厚労省に承認申請していた。政府は既に計1億5千万回分の供給契約を同社と結んでいる。

 ウイルスのタンパク質の一部を使う「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれる種類で、米ファイザーや米モデルナの「mRNAワクチン」とは仕組みが異なる。


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