東証反落、終値は451円安 侵攻への制裁懸念で売り

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比451円69銭安の2万6393円03銭。ウクライナ情勢の深刻化やロシアに対する経済制裁により世界景気が悪化することを懸念した売り注文が膨らんだ。原油価格の上昇は、企業のコスト増加につながるとして相場の重荷となった。

 東証株価指数(TOPIX)は37・23ポイント安の1859・94。出来高は約14億2500万株。

 ロシアとウクライナは停戦交渉を継続する方針だが難航することが予想されるため、戦闘が長期化するとの見方が投資家心理を冷やした。


  • Xでポストする
  • LINEで送る