和歌山「アフリカゾウにも福を」 特製恵方巻き、3頭に贈呈

飼育スタッフから特製恵方巻きをもらうアフリカゾウ=3日午前、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で節分の3日、3頭のアフリカゾウに直径約10センチの特製恵方巻きが贈られた。「動物たちにも福を」と飼育スタッフが作った。

 恵方巻きは中をくりぬいた大根にカボチャやニンジン、パンダの食べ残した竹の葉などを詰め、白菜で巻いた。長さ約30センチとその半分のサイズを3本ずつ用意。ゾウは約2メートルの鼻を伸ばしてつかみ、口に運んでいた。

 3頭はいずれも雌で推定約50歳。福豆として殻付きの落花生も年齢の数ほどもらった。飼育スタッフの本政龍弘さん(33)は「かむ音がいつもと違い、喜んでいたと思う」と話した。


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