東証、午前終値は2万8904円 一時500円超高、米株高追い風

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、約3週間ぶりに一時2万9000円台に乗せた。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に積極的な姿勢を示したことを受けた米国株式市場の上昇や外国為替相場が円安ドル高で推移していることを追い風に買い注文が先行した。上げ幅は一時500円を超えた。

 午前終値は前日終値比444円53銭高の2万8904円25銭。東証株価指数(TOPIX)は24・21ポイント高の2008・31。

 FRBは2022年中に量的金融緩和策の終了前倒しを決め、米ダウは上昇。東京市場もこの流れを引き継ぎ、幅広く買いが膨らんだ。


  • Xでポストする
  • LINEで送る