ラーメン大勝軒で「パワハラ」か 元店長、運営会社を提訴

 つけ麺で知られる人気ラーメン店「大勝軒」からのれん分けした店で、暴力行為などのパワーハラスメントを受けたとして、元店長の20代男性が30日、運営会社に慰謝料など計約1060万円を求める訴訟を東京地裁に起こした。男性が加入する労働組合「飲食店ユニオン」が都内で記者会見し明らかにした。

 労組によると、男性は豊島区の「大塚大勝軒」の元店長で、2018年3月の入社直後から、他の店員とともに、運営会社の経営者から蹴られたり、スタンガンを自分に当てるよう命じられたりする暴行を受けるようになった。

 会社側の代理人弁護士は「暴力やパワハラはなかった」と否定している。


  • LINEで送る