2021年10月13日 10:40 | 無料公開
大量の軽石が漂着した沖縄県国頭村の辺土名漁港=10月29日
斉藤鉄夫国土交通相は2日の記者会見で、各地の港湾に漂着した軽石を撤去する自治体に対し、費用の一部を補助すると表明した。軽石は小笠原諸島の海底火山噴火で発生したとみられ、国交省が1日時点で漂着を確認した港湾は、沖縄県13カ所、鹿児島県20カ所。両県では旅客船の運航に支障が出た。
国交省によると、被災した防波堤や岸壁などの復旧事業に対する補助制度を活用する。斉藤氏は「効率的で迅速な除去ができるよう、専門家の意見も聞きながら対応を進める」とも述べた。
第5管区海上保安本部(神戸)は1日までに、高知沖で軽石とみられる漂流物を確認した。







