NY株反発、572ドル高 米雇用情勢改善が支え

ニューヨーク証券取引所=2月16日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比572・16ドル高の3万1496・30ドルで取引を終えた。米雇用情勢の改善による景気回復への期待感が相場を支えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は196・68ポイント高の1万2920・15と反発した。

 朝方発表された2月の米雇用統計で非農業部門の就業者数や失業率が市場予想より良かったことが好感された。この日は米長期金利の指標となる10年債利回りが一時、1・6%台に上昇。警戒感からダウ平均は下げに転じる場面もあり、値動きが大きかった。


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