読売旅行のツアー12人がコロナ 添乗員、不調の申告見逃す

 読売旅行(東京)は22日、今月中旬に実施した北海道ツアーの参加者と乗務員計41人のうち、40〜80代の男女12人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染の判明した参加者1人が体調不良を書面で申告していたのを添乗員が見落としていた。旅行中にクラスター(感染者集団)が発生した可能性がある。

 感染した12人のうち、軽症者が数人であとは無症状という。陰性は17人。残り12人の検査結果は不明。関西地方から入り、北海道内を周遊するツアー。

 1人がチェックシートの「せきや喉の痛みなどがある」という項目にチェックを付けたが、添乗員が気付かなかったという。


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