ロシア陸連が罰金支払い ドーピング、世界陸連除名回避

 【モスクワ共同】ロシア陸連は12日、世界陸連から科されていた罰金など631万ドル(約6億7500万円)を支払ったと発表した。世界陸連は組織的なドーピング問題を抱えるロシア陸連が15日までに罰金を支払わなければ除名処分にするとしていた。

 2015年11月から資格停止処分を受けているロシア陸連は、総額1千万ドルの罰金の半分と諸経費を今年7月1日までに支払うことが、一部のロシア選手に個人資格の「中立選手」として東京五輪参加を認める条件だった。しかし財政難を理由に期日を守れず、世界陸連から8月15日までの納付を求められていた。


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