補給艦3等海尉自殺、パワハラか 「ときわ」艦長ら上官の暴言指摘

海上自衛隊の補給艦「ときわ」

 海上自衛隊の補給艦「ときわ」で9月、乗員の男性3等海尉が自殺する事案があり、内部アンケートで、艦長が3等海尉に「死ね」と発言するなどパワハラがあったとの指摘が出ていることが25日、関係者への取材で分かった。海自は事故調査委員会を設置し、パワハラがあったかどうかを確認するとともに、自殺との関連を調べている。

 関係者によると、3等海尉は9月に艦内で自殺。遺書などは見つかっていないが、艦長の男性2等海佐らによるパワハラを指摘する通報が服務室にあった。

 今月18日に事故調査委員会を設置。艦長は調べに対し、厳しい指導をしていたことは認めているという。


  • LINEで送る