西武船橋、小田原店が閉鎖 来年2月末、構造改革 

 流通大手セブン&アイ・ホールディングスは25日、構造改革の一環として傘下の大手百貨店そごう・西武の西武船橋店(千葉県船橋市)、西武小田原店(神奈川県小田原市)をいずれも来年2月末に閉鎖すると発表した。消費低迷や競争激化で苦戦が続き、抜本的な採算改善は見込めないと判断した。

 船橋店は1967年にオープン。跡地は地権者と共同で複合商業施設へ再開発する方向で検討する。小田原店は2000年に前身のロビンソン小田原店として開業し、その後に衣替えしていた。

 セブン&アイの18年2月期の連結業績に与える影響は軽微と説明している。


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