プール飛び込みで後遺症、岐阜 中学生、賠償要求 

 岐阜県多治見市の市立中学校で2015年6月、体育の授業中にプールに飛び込み頭部を打ち、後遺症を負ったのは、担当の男性教諭が禁じられた指導を行ったのが原因として、当時中学3年だった男子生徒(16)の父親(47)と弁護士らが3日、多治見市に約2700万円の損害賠償などを求める要望書を提出した。

 要望書によると、学習指導要領では、中学生の水泳授業で水中から泳ぎ始めるように指導しているのに、男性教諭は15年6月、事故前に2度、飛び込みの方法を生徒に指導。

 生徒は同月26日の授業中、飛び込みをし、プールの底で頭部を打ち、左半身の感覚まひなどが残ったとしている。


  • LINEで送る