整体師、二審は懲役19年 睡眠薬飲ませ女性客乱暴 

 経営していた整体クリニックの女性客ら8人に睡眠薬を飲ませ、乱暴を繰り返したとして、準強姦致傷や準強制わいせつなど計11件の罪に問われた整体師浅川秀明被告(54)の控訴審判決で、東京高裁は5日、懲役20年とした一審東京地裁の裁判員裁判判決を破棄、懲役19年を言い渡した。

 控訴審で弁護側は、一部の女性との間で被害弁償計画がまとまったとし、刑を軽くするよう主張。青柳勤裁判長は「一審の量刑は正当だが、その後内省を深めるなどしており、現時点においては重過ぎる」と述べた。


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