ツバメ、都会の子育て困難 襲う天敵、人が巣の撤去も 

子育てをするツバメ=2009年5月、川崎市多摩区(写真家の佐藤信敏さん提供)

 日本野鳥の会は9日、全国の市民らによるツバメの観察調査で、都市部や市街地では一つの巣から巣立つひなの数が平均4羽を割り、将来的に生息数が減る可能性が高まっていると発表した。ひながカラスなどの天敵に襲われる危険のほか、都市部では人が巣を撤去してしまうケースが目立つという。

 会によると、調査は2013~15年、延べ2500人以上の協力を得て、796市区町村の約5千の巣でツバメの子育てを観察、記録した。郊外や農村部では一つの巣から平均約4・3羽のひなが巣立ったが、都市部では約3・9羽だった。


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