受刑者の手紙禁止処分違法 千葉地裁 

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 1999年の全日空機ハイジャック事件で機長を殺害したとして無期懲役が確定し、千葉刑務所(千葉市)で服役中の西沢裕司受刑者が、拘禁者支援団体の関係者との手紙のやりとりを禁じた千葉刑務所長の処分は違法として、国に処分の取り消しを求めた訴訟で、千葉地裁(広谷章雄裁判長)は22日までに訴えを認める判決を言い渡した。21日付。

 広谷裁判長は判決理由で「受刑者の矯正に障害が生じることが確実とは言えず、刑務所長の判断に合理性はない」と述べた。

 判決によると、千葉刑務所長は2012年12月~昨年1月、「矯正に支障が生ずる恐れがある」として、発信や受信の禁止処分をした。