大阪の外食チェーンを書類送検 客引き容疑、両罰規定適用 

 大阪市北区の外食チェーン「コズミックダイナー」の従業員が路上でしつこい客引きをしたとして、大阪府警保安課は28日、府迷惑防止条例違反の疑いで、法人としての同社と営業部門トップの男性営業本部長(32)=東京都=を書類送検した。法人については両罰規定を適用した。

 警察庁の担当者は「悪質な客引き行為に関し、会社に両罰規定を適用するのは珍しいのではないか」としている。民間の信用調査会社などによると、同社は2004年に設立。全国に約80店舗を展開している。

 保安課によると同社は客引きのマニュアルを作成。通行人に笑顔で話しかけるなど、勧誘の心構えが記載されていた。


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