警官発砲、二審も「適法」 未必の殺意検討せず 

 奈良県大和郡山市で逃走車に警察官が発砲し、助手席の男性が死亡した事件で、男性の遺族が県と現場にいた警察官4人に計約1億1700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は16日、適法な発砲だったとして請求を棄却した一審判決を支持、遺族側の控訴を棄却した。

 一審奈良地裁は、発砲した警察官3人に「未必の殺意があった」と認定したが、安原清蔵裁判長は「発砲は適法で、国家賠償請求の理由はない」とし、未必の殺意については検討しなかった。


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