
死刑を巡る失言で更迭された葉梨康弘氏の後任として就任した斎藤健法相(63)=衆院千葉7区=が14日、始動した。辞任ドミノで岸田政権への逆風が強まる中での着任だが、法務省幹部職員には「萎縮してはいけない」と訓示、国民の信頼回復を訴えた。県民からは、旧統一教会の被害者救済に向けた期待の一方、相次ぐ閣僚のスキャンダルに「誰がやっても同じ」と冷ややかな声も聞かれた。
千葉市在住の主婦(74)は「議員の質が落ちた。永田町と一般市民の意識が違う」と批判的。斎藤法相には「旧統一教会の被害者救済も含め、官僚任せではなく自分の手で調べて取り組んでほしい」と期待した。
千葉市中央区のケアマネジャーの女性(57)は「偉くなると周りに注意してくれる人がいなくなってしまう。それが失言につながる」と持論を展開。「『大臣になれてよかった』と満足せず、高い給料に見合った仕事をして」と緊張感を求めた。船橋市に住む40代の主婦は「正しいことは正しい、悪いことは悪いと長いものに巻かれない大臣になってほしい」と要望した。
同区に住むトレーナーの田山修一さん(49)は、閣僚交代が相次ぎ支持率低下に苦しむ岸田首相に「総裁選の時の力強さに好感を持ったが、最近は弱々しい印象。がんばって」とエールを送った。
同区の千葉中央駅で客を待っていたタクシー運転手の高木憲治さん(72)は「生活には直接関係ないから、誰がやっても同じでしょう」と冷ややか。「上の方で決めてることであって、国民が選んでるわけじゃない」と不信感を漂わせた。
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