千葉県選出議員ダブル入閣 地元から期待の声 松野氏の要職起用「市の誇り」 小林氏には「若い力生かして」

閣僚名簿を読み上げる松野博一官房長官に拍手を送る事務所関係者=4日午後、市原市
閣僚名簿を読み上げる松野博一官房長官に拍手を送る事務所関係者=4日午後、市原市
初入閣した小林鷹之氏の事務所前で、ポスターやパンフレットを確認する地元住民=4日、八千代市八千代台南
初入閣した小林鷹之氏の事務所前で、ポスターやパンフレットを確認する地元住民=4日、八千代市八千代台南

 4日に発足した岸田内閣に、千葉県選出の松野博一議員=衆院千葉3区=が内閣の要の官房長官で、小林鷹之議員=同2区=が新設の経済安全保障担当相で入閣した。2人の地元からは「新しい日本の発展に寄与を」「若い力で精いっぱいやって」と期待の声があがった。

◆大抜てきに地元・市原歓喜 松野官房長官

 松野博一氏の地元、市原市の事務所は内定報道があった数日前から祝福や激励の電話に追われ、うれしい悲鳴。お祝いの花も続々と届き、秘書は「地域や国民の皆さまの期待に応えられるよう、精進していきたい」と“内閣の要”の始動に気を引き締めた。

 2000年の初当選時から支持している男性(79)は要職起用に「とてもうれしい」と感慨もひとしお。「次代のリーダーに成長して」と願いを込めた。

 市内の工業地帯で働く男性会社員(55)は「岸田さんが掲げた所得や給与をアップする数十兆円規模の経済対策に期待している」と話し「労働者の働き方も変わってきている。ぜひ新しい改革、新しい日本の発展のために寄与してほしい」とエールを送った。

 出身校の木更津高校で2学年上の先輩だった小出譲治市長は「市の誇り。少子化が今後影響してくる地方都市の在り方を、国の中枢にいる立場から俯瞰(ふかん)的に見て解決策を」と呼び掛け「チバニアン(市内の地磁気逆転期地層)の価値を、国としても、しっかりと位置付けてほしい」と要望した。

◆「若い力生かして」 初入閣の小林経済安保相

 経済安全保障担当相に46歳で初入閣した小林鷹之氏。選挙区内の八千代市や千葉市花見川区の住民からは「若い力を生かして」と期待の声が上がった。

 八千代市内の地元事務所には、内定が報じられた3日夜~4日午前中に支持者らから100件近い祝福電話が相次いだ。4日に立ち寄って激励した千葉市花見川区の元配達員、田村恵子さん(71)は「演説で自分の主張をバリバリと訴えていた。コロナの第6波の恐れもある中で経済回復は難しいかじ取りになるが、風穴を開けてほしい」。

 八千代市内の駅前商店街の青果店員、播磨孝さん(49)は「若い力を生かしたアイデアで、世代交代のように政治に新しい風を吹き込むきっかけになれば。商店街にもバランスよく目を向けてほしい」と注文。地元後援会長の綱島照雄さん(68)は「いつか必ず大臣になると応援してきたが、今回起用されて驚いた。財務省にもいて、防衛政務官も担当したので適任だと思う。若い力で精いっぱいやってくれるはず」とエール。

 一方で、衆院選は月内実施が有力に。地元事務所の担当者は「まずは選挙を勝ち抜かないと(閣僚に)戻れない。再び選んでもらい、仕事を実行していく」と気を引き締めた。


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