サンライズ九十九里売却へ 来年4月、千葉県観光公社に

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 千葉県は、県が所有する国民宿舎サンライズ九十九里(九十九里町真亀)を、一般財団法人「千葉県観光公社」に売却する方針を固めた。売却金額は3億4千万円で、来年4月1日から同公社の所有となる。現在も指定管理者として同公社が運営しており、施設や従業員の雇用などは維持される見通し。関連議案を25日開会予定の12月定例県議会に提案する。

 県は指定管理期間が終了する2011年度末までの民間売却を目指し、地域貢献などの企画提案を求めるプロポーザル方式で事業者を公募する方針だった。しかし、地元の九十九里町などから「地域観光の拠点施設であり、公的施設として継続してほしい」との要望が再三にわたり寄せられ、事業者の選定方法などを再検討していた。

 県観光課は、売却先について「これまでの実績や地元の要望を踏まえて選定した」と説明。来年4月以降の運営について、宿泊施設として10年間の転売禁止や地域振興拠点としての役割の継続、従業員の雇用維持を条件に合意した。