千葉県でフレックスタイム制始まる 午前7時から業務開始、子ども送り出勤の職員も 「週休3日」は70人が希望

同僚がいない職場で午前7時ごろから仕事を始めた消防課の福井さん=3日、千葉県庁
同僚がいない職場で午前7時ごろから仕事を始めた消防課の福井さん=3日、千葉県庁
デジタル推進課の町田さんは子どもを学校近くまで送った後、午前9時半に出勤した=3日
デジタル推進課の町田さんは子どもを学校近くまで送った後、午前9時半に出勤した=3日

 始業・終業時間を自分で設定できて、週休3日も可能になる千葉県職員のフレックスタイム制が、3日から始まった。初日は午前7時から業務に取り組んだり、子どもを学校に送ったりした後に出勤してくる職員の姿があった。県人事課の担当者は「職員には(週休日などに)社会活動や学び直しなどに取り組んでもらい、知識、能力を上げて、県民サービスの向上につなげたい」と話している。

 県人事課によると、職員の多様な働き方につなげようと、今月からフレックスタイム制を導入した。知事部局では約7400人の職員が対象となり、5月30日時点で176人がフレックスタイム制の活用を申請している。週休3日は70人が申し込んでいるという。

 通常の勤務時間は午前8時半~午後5時15分だが、フレックスタイム制の導入で、職員自らが午前7時~午後 ・・・

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