川に転落死した小学校講師の同僚ら処分 まん延防止期間に飲酒、実は5月にも「打ち上げ」 千葉市教委

男性講師を救助する警察官ら=今年7月、千葉市中央区
男性講師を救助する警察官ら=今年7月、千葉市中央区

 千葉市立美浜打瀬小の男性講師が、まん延防止等重点措置期間中の7月、同僚教諭と深夜まで飲酒した後、川に転落し死亡した事故で、同市教育委員会は27日、管理職としての義務を怠ったとして同校の校長(56)を戒告の懲戒処分にした。男性講師と実際に飲酒を共にした同校の29歳と25歳の男性教諭は厳重注意とした。

 男性講師ら3人は7月2日、千葉駅近くの飲食店で、午後7時半ごろから午後11時ごろまでビールやハイボールなど数杯を飲んだ。男性講師は男性教諭2人と帰宅途中、中央区の富栄橋から大雨で増水していた葭川に転落。同5日に遺体で発見された。

 市教委によると、3人は酒の提供自粛が要請されていた5月29日にも、同校の他の教諭ら3人を合わせた計6人で運動会の打ち上げと称して飲み会を開いていた。市教委は「まん延防止期間中に2回も飲酒を伴う会食が行われており、公務員の信用を失墜した。校長は監督者として指導が不十分だった」と説明。今後、5月の飲み会に参加した他の3人の処分も検討する。

 男性教諭2人は「年齢が上の者としてしっかりするべきだった」「酒を飲みに行かなければこんなことにはならなかった」などと反省しているという。校長も「児童や保護者に心配と迷惑をおかけした。管理・監督者として責任を強く感じている」と話している。


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